必要なメモリー量

TRADを立ち上げたとき消費されるメモリーは 130Mbyte 程度です.Windows の リソースモニタでみると,確保されている物理メモリ(ワーキング)はこれよりも少し大きく 175Mbyte 程度で,スワップを含めた仮想メモリ(コミット)も281Mbyte 程度確保されています. また,大きなデータを読み込んだりしたとき追加確保されるメモリー量の上限やその変更に関しては,ヘルプのインストールの「メモリ」あるいは「ボトムパネル」を参照願います.

インストール時の問題

インストール時には管理者権限が必要になるかもしれません. TRADは署名もされ,安全なソフトウエアですので,その旨管理部門に伝え対処してもらってください.

立ち上げ時の問題

Windows 11 やインストールされているセキュリティーソフトによっては,TRADを最初に起動したとき「保護されています」と警告され「実行しない」ように催促されることがありす.TRAD はウイルス対策も万全におこない署名もつけてありますので安全です.あわてずに「詳細」を選び,そこで「実行」を押してください.2回目からは警告されなくなるはずです.

また Windows のセキュリティーが邪魔している可能性もあります.

設定 -> Windows セキュリティー -> アプリとブラウザーの制御 を開いて,「アプリとファイルの確認」が「ブロック」になっていないかどうかお確かめください.もし「ブロック」なら「警告」に変更してください.他のセキュリティソフトの場合でも同様です.

エラーメッセージ

  1. This application was configured to use a bundled Java Runtime Environment but the runtime is missing or corrupted.

    TRAD 内の Java JRE が正しくインストールされていないか,壊れています.

    install.vbs をクリックしてインストールせずに,ZIP ファイル内の TRAD.exe を直接クリックして起動しようとすると起きます.効率化のため,ダウンロードされたファイルには基本フォントや,Java 実行環境 JRE は同梱されていません.必要に応じてインストール時に自動的にダウンロードされます.これは,ZIPファイルを解凍(展開)しても同じです.必ず install.vbs をクリックしてインストールしてください.「インストール成功」の表示をご確認ください

    それでもこのエラーが起きるとき: ホーム ( /ユーザ/ユーザ名)あるいはインストールディレクトリの TRAD.public にある JRE-19.0.1 のように JRE で始まるディレクトリを削除した上で ZIP ファイルをインストールし直してみてください. .